概要
社内で運用されている複数のストレージを仮想化技術で統合させました。また、利用頻度の高いデータは高速ストレージに、利用頻度の低いデータはローコスト(ロースペック)ストレージに保管することにより、ストレージのパフォーマンスアップと導入コスト低減の両方を実現することができました。
導入の背景
ストレージの運用に負荷がかかっており、様々な課題を抱えていらっしゃいました。少しでも運用工数を削減したいとのことで、当社にご相談いただきました。
運用における課題
・社内に複数のストレージが混在しており、運用工数がかかる
・ストレージ毎に使用率が異なり、一部のストレージのみ圧迫されている
・ストレージ毎にパフォーマンスが異なり、利用者の不満になっている
施策による効果
当初想定のパフォーマンス向上、容量効率アップに加えて、容量不足時のストレージ増設でもライブマイグレーション機能(=データの移行中でもファイル操作が可能)を活用することでストレージを止めずに追加・リプレースが可能となりました。ユーザー利便性を損ねず、管理者工数の削減を実現し、また、日々の運用工数の低減に加え、今後発生するハードウェアリプレース費用も大幅に削減されました。